あたしは、これでもかなり常識をわきまえた人間だと自分では思っている。

絶対にゴミのポイ捨てなんてしないし、

牛乳パックなんかは、洗って干してからスーパーに持っていく。

電車の優先座席に座ると、周りに人が居なくてもソワソワしてしまう。

気が小さいとかの問題で無く、自分自身が持つモラルに基づきそうゆう行動を起こす。


で、あたしのアパートの隣の部屋の女に関してだが、もう開いた口がふさがらない。

今、深夜2時。

世間一般は深い眠りに就く時間だ。

だから、あたしはこの時間は、テレビも音量を小さめにし、

近隣住人の迷惑にならないよう努めているし、実際迷惑にはなっていないはずだ。


だが、この隣の女、この今、あたしがこうしてパソコンに向っている間も、

馬鹿でかい声で歌を歌っている

もう30分は歌っているだろう。

どうやらうちのアパートは壁が薄いのか、隣の声がやたら聞こえるのだ。

もういい加減、飽きろ。歌うことに、飽きろ。てゆうか、寝ろ。


彼女の歌声は、上手いんだか下手なんだか、形容し難い独特なモノだ。

ただ、一つ言える。間違いなく彼女は熱唱している。

嗚咽にも似た彼女の魂の叫びは、今流行のポップス的な歌では無い。

恐らく、自作の歌だ!!!


この隣の女、他にも厄介なことに、夜中4時(=明け方4時)に洗濯機を回したりする。

平気で、朝4時に洗濯するという選択をする。

どうゆう思考回路をしているのだ。

朝4時、あたしはES何ぞを書き終えヘトヘトの体でベッドに潜り込む。

すると、聞こえてくるのだ。

ジョロロロロロー、ガタン、グワッシャ、グワッシャ・・・

うちのアパートは外に洗濯機を置くから、隣で洗濯機を回されたら、嫌でも音が聞こえる。

頼むから、眠らせてくれ。静寂の中で、あたしは眠りに落ちたいんだ。



あ、そんなこんなで、彼女の歌声が止んだ。

ようやくあたしも眠れる・・・


隣の女と全く面識の無いあたしが、朝、彼女とすれ違う時、

「すみませんが、もう少し小さな声で歌ってくれませんか?」とか、

「歌、お好きなんですね。いつも聞こえてますよ。」

なんて、言ってもいいものか。

気まずすぎるだろう。

じゃぁ、手紙を出すのはどうだ?

「うるさい、このメス豚!!夜中に歌ってんちゃうぞ!イテもたろか!」

これでは、脅迫だ。こっちが常識知らずになってしまう。



夜中に大声で歌を歌うこと、夜中に洗濯機を回すことは、他人に迷惑だという事を、

是非、小学校の道徳の時間に教えてあげてほしいと思う。

きっと、ああゆう人たちの親は、子供にろくな躾なんて出来ないから、

だから子供もああゆう“常識”を持って生きているんだ。

お願い、小学生の頃からちゃんとした常識を教えてあげてくれ。




それでは、おやすみなさい。